動きが極端に遅いPCの高速化

親戚で使うPCの動きが遅く良くならないか?との依頼により高速化に取り組む
(このPCは、購入時、私も付き合い、このPCが良いよと薦めたPC)


遅いと言うので簡単に調べると、起動の時間が長い時は20分ぐらい(短い時で10分程度)
IEを動かすのにとても不安定(数ページ開くだけで動かなくなくなるように感じるほど遅くなる)

もちろんワード等を開くのも遅い。

CPUの速度はどの程度???知らない
何時買ったの???忘れた(私も一緒に買いに言ったのですが、何時だっただろう?)
メモリーは???知らないとの答えが返ってきて判らないので、持ち帰り自宅で調べる。

私の(PCを預かる前の)予想スペック

動きがとても遅いと言うので多分600Mhz程度・スロット1のPenVかセレロン
メモリー64Mbをイメージ

初期の改造計画

改造の順番予定…

@能力測定…(起動時間の測定)
高解像度ファイルの開く時間の測定(メモリーの状態が判る)
ベンチマークテスト(いつもの HDDベンチ「カズ」)

Aメモリーの増設(私のメモリーを着けてみて早くなれば買う)

BHDDの交換(私の余っているHDDに交換して、
 Winをインストールご、起動時間などを測定)

C下駄をはかせて、セレロン1、4Ghzに交換
___________________

この中で、現実的なのは、多分3番までだと思っています。
(3番までは、私の部品で無料のテストが出来る)

4番は、やって見ないと判らない(3番までの結果が悪ければ、4番を試す)
もしも4番が成功したなら、今のPCに近い状態に性能UPします。

(PenVをAMDの様にモデルナンバー表記するなら、
1,4Ghzは、1800+程度のモデルナンバーになると言われています)
個人的には、それにチャレンジしてみたいのですが、他人のPCの為、
踏み込む勇気が無い

預かったPCは…NECバリュースターでした
(多分00年春製造のPC)わたしも適当で調べていません。

預かったPC 
拡大画像
  
小型のデスクトップで無線のマウスとキーボードで動きますが、
現在キーボードは不具合によりUSB接続のキーボードを使用
(私が以前に買って使っていないキーボードの
無期限貸し出しの状態)
PS−2コネクタが無いのに驚く
PCの内部

拡大画像

CPUがPenVソケット370なのを確認

PCを診断して…このPCは、コンパクトPCの走りで、当時としては高性能(液晶など、とても高価なPCだった)
動きが悪いので(持ち主は)買い替えを考えているのですが、能力的に問題なく、
まだまだ延命出来るし、何も改造しなくても、初期化するだけで起動は早くなると考える。


セオリーに沿ってメモリーの増設…私のPCのメモリー(PC133・256MB)を流用出来ると思っていたら、何と
最大認識メモリーが128Mbの為あきらめ新品のメモリー(税込み2919円)を買う。
(01年3月の128Mbメモリーが、4773円だったのに比べ安くなりました)

メモリーの増設は簡単です、(買ったメモリーをスロットに差し込むだけ)
CPUファンの上にあるのがメモリー差込口
(メモリー装着前の為1枚しか装着していません)

拡大画像
  拡大画像その2
今回はCPU交換は考えていませんが、確認
ソケット370のPenV665Mhz

簡単なシステムテスト

OS:Win98
PenV665Mhz
メモリー64Mb
メモリー増設後のシステム


メモリー192Mb(64Mb+128Mb)

後した事は…Cドライブの最適化のみ

起動時間は8分程度で安定しています。
他のIEなどの動作も安定。

今回は、メモリー増設だけで、元の持ち主に返す。(改造の値段2919円)

本当にこのPCでしたい事は…
PCの初期化かOSの変更
(PCの初期化のついでにHDDの交換もしたい)

CPUの交換…
パターン1:CPUのドミノ移植…私のPCエンデバーのCPU(ソケット370のPenV1Ghz)を取り付ける。
パターン2:下駄をつけてセレロン1、4Ghzを動かす。
パターン3:パターン2+新品HDD+新品OS


パターン1の場合HDDの交換をするのなら、私の余っている40Gb・HDDとそのOS: Win ME
が妥当(OSをWin98のままでも良い)
(値段的にメモリーを含め1万3000円程度)

パターン2の場合
下駄+CPU(小計1万2000円)
メモリー(小計2919円)
合計1万5000円

パターン3の場合
新品のHDDとOS:Win XP(小計3万円程度)
下駄+CPU(小計1万2000円)
メモリー(小計2919円)
合計45000円…(コスト的に高価になる)


一番やりたい事は…(案として)

今トラブル(10月16日現在)を抱えている、エプソンエンデバー PROー620LのCPU交換が出来れば、
パターン1のCPUのドミノ移植にチャレンジしたい

エプソンエンデバー PROー620Lに、下駄+セレロン1、4Ghzを付け、残ったCPU(PenV1Ghz)
をこのバリュースターに取り付ける

このページは、CPUの交換ページと密接に関係しています。

10月29日CPU交換の為、試行錯誤→こちら


DOS/V工房  CPUの交換ページ